©100マイル地元食
EPISODE #53
【妻の回】ヨーグルトを混ぜて凍らせて
さわやかなデザートが食べたい。アイスクリームも成功し、子供たちのおやつが軌道に乗り始めると、今まで珍しくわがままを控えていた一番大きな子供、旦那がリクエストしてきました。
アイスクリームも美味しいけど、もっと甘さ控えめで爽やかな物が食べたい。そんなことを言っています。今週の妻の回は、爽やかなデザートの話。
爽やかとなるとまず思い浮かんだのがレモンを使ったデザート。でも、かんきつ類は残念ながら北海道にありません。
ならば、ゼリーを、と思っても寒天もゼラチンも見つけられていません。以前、一度、長男(6)のリクエストに応えて片栗粉でリンゴゼリーを作ってみましたが、一口食べて、静かに立ち去ってしまいました。
小麦粉を使うと爽やかにするのは難しそうなので、他に家にある材料を物色していると...ヨーグルトがあった!100マイル地元食を始めて最初の頃に買ったのが発酵器でした。朝はやっぱりヨーグルトが食べたい、という私。味噌を作りたいという旦那。2人の想いが一致して買ったものでした。
そこで、ヨーグルトを使って作れるお菓子をいろいろと探しているうちに、出会いました。フローズンヨーグルトでした。
私の実家に1番近かったコンビニ、ミニストップのフローズンヨーグルトは、おそろしく地味なパッケージだけど、とびきり美味しかった。そればかり食べてたなあ、そんな青春の日々を思い出し。早速作ることにしました。しかし、レシピをいろいろ探しているとほとんどに生クリームの文字が...
牛乳があるなら生クリームもすぐ手に入ると思っていたら、これがなかなか見つからないんです。唯一見つけたのがネット通販のものでした。すぐに作りたいし、ただ通販で買うだけではつまらない。生クリーム無しでも美味しく作れそうなレシピを探しました。
フローズンヨーグルトは、基本的に、ヨーグルトとお砂糖を混ぜたものを、凍らせたお菓子です。ですが、ヨーグルトだけではコクが出ないので、生クリームなどの混ぜ物を入れるようです。
ついにたどり着いたのが、水切りヨーグルトを足すという方法。しかも、気に入ったのが簡単さ。材料を全部混ぜる、ただ冷凍庫に入れる、以上!素敵です。
早速、水切りヨーグルト作りに取り掛かります。と言っても、タッパーに入れたザルにキッチンペーパーをのせ、そこにヨーグルトを入れるだけ。見てるそばから水分がポタポタと落ちていきます。冷蔵庫に入れて一晩待ちます。
翌日、水切りヨーグルトに、お砂糖とヨーグルトを加えて混ぜます。そして、冷凍庫に入れてまた待つだけです。まだ2か月の次男(0)が続けて寝る時間はそう長くないので、手順が少ないのはとても助かります。
さて、ほとんどの作業を冷蔵庫と冷凍庫がやってくれて、無事にフローズンヨーグルトの完成です。固さはアイスクリームよりは少しスプーンが通りやすい感じ。シャリシャリして少しシャーベットのような感触です。
旦那と味見してみると...きた!これこれ!この爽やかな感じ。かき氷機を買おうか、などと話していたのは吹き飛び、フローズンヨーグルトは、我が家の大人用おやつになりました。
※ヨーグルトの材料