©100マイル地元食
EPISODE #161
【ストーリー】振出しに戻った私の体重
「100マイル地元食は無理なく痩せられます。」
それはどうやら確かなようですが、我が家の中で脱落者がただ一人。それは父親である私です。年末年始と何度かの旅行を経て、挑戦開始前の体重に戻ってしまいました。
今回は、自分への戒めとしての体重報告と、新たなチャレンジの始まりのお話です。
以前、100マイル地元食の挑戦開始から4カ月が経過した時点の家族全員の体重の変化をご報告しました。長男(6)、長女(3)、次男(0)の体重は順調に増え、地元の食べ物だけでも健やかに成長してくれていました。妻(33)も出産で増えた体重が順調に減っていました。
私(36)も、不規則なサラリーマン生活でゆるみきった身体が、挑戦開始から最大で4kg強も減り、その後もしっかり体重を維持していました。何度も無理なダイエットとリバウンドを繰り返して、過去最高体重を更新し続けていたかつての私。
ついに辿り着いた理想の食生活にすっかり調子に乗って、「100マイル地元食は、楽しく美味しく無理なく痩せられる。」とまで豪語していました。そんな体重が、さらに4カ月経った8カ月経過後の現在、どう変化しているか報告しようと思います。
まず、子供たちの体重の変化です。図-1は、長男(6)と長女(3)の、2017年6月4日(日)の体重を基準に、何%体重が増えたかを記録したグラフです。冬に入ってから何度かウイルス性胃腸炎にかかり、がくっと減っている時期もありますが、これまで順調に体重が増えてきています。2人とも8カ月で15%近くの成長です。
図-1 長男と長女の体重変化
次に、次男(0)の体重です。図-2は次男の体重変化を記録したグラフです。生後間もなくから、倍ぐらいまで一気に成長した後、緩やかにはなりましたが、順調に成長しています。妻の母乳という一番安定した食料を摂り続けているので安定したカーブで成長していることがわかります。
図-2 次男の体重変化
私と妻が挑戦開始前に悩まされていた、食べる物を地元産だけに限定した食生活によって、子供の成長が妨げられるかもしれないという心配は、どうやらただの取り越し苦労だったようです。長男の背の順は幼稚園でも一番後ろ。長女も次男もかなり大きい方です。むしろ、成長しすぎでは?という逆の心配が出てくるほどです。
次に問題の大人です。いいえ、問題は私だけ。図-3を見ればよく分かります。妻の体重は、次男出産直後に挑戦を開始してから5カ月が経った10月末で、90%を下回りました。90%は彼女の妊娠前の体重です。(プライバシー保護のためkgでは書いていません。)
図-3 旦那と妻の体重変化
よく、妊娠中に増えた体重が出産後も元に戻らずに、体形が崩れてしまい、夫婦仲の悪化の原因になるという話を聞きます。それを考えれば、妻は妊娠前の体形に戻るだけではなく、さらに引き締まった体形を維持できていることになります。彼女は優秀です。
それに比べ、私のグラフには何が起きたのでしょうか?年末年始の帰省で暴飲暴食をしたことから、それまで痩せた分を一気に取り戻しただけでは満足せず、さらに102%まで太ってしまいました。その後は少しずつ減ってはきたものの、挑戦開始直後の減り方には及びません。
図-4 家族全員の体重変化
私が太ったのは、年末年始に100マイル地元食を中断していた期間です。そして、1月2月は、ありがたいことに、友人からの食事の誘いや仕事の出張が増え、外食が続いてしまいました。なかなか体重が減ってこないのはそのためです。
ここで新しいチャレンジを始めると宣言します。100マイル地元食の1年間の挑戦は、もう残り3か月ちょっとです。残りの期間で、チャレンジ中の最低体重を更新し、その体重を維持するというチャレンジです。もう時間はありません。すぐに取り掛かります。
方法は、今まで通りの100マイル地元食の食べ方をしっかり続けて摂取カロリーを維持しながら、すっかりサボっていた運動を再開して消費カロリーを増やすという単純なものです。課題はやっぱり外食。貴重な社会との接点になっている外食は止められません。外食の中でも “100マイル地元食的” な食べ方を考えていきたいと思います。