「おかわり欲しかったらあるよ。」

「ん、1個でいい。」

最近、作るお菓子がことごとく長男に不評です。でも長男は気を遣って美味しくないとは言いません。

「うん、おいしい。」 とだけ言って、もう一つには手を伸ばさず、遊びに戻ってしまいます。こんな時は気に入っていないんです。

今週の妻の回は、長男が好きなおやつが一つ増えたお話です。

甘いものが苦手な長男が好きなおやつ

長男は甘いものが苦手です。最近やっと、ゼリーやアイスも少し食べられるようになったぐらいで、長女が愛してやまないチョコレートなんてもっての他です。甘いものが大好きな長女に、苦手な長男。

なるべくおやつは二人が喜ぶものを、と思って作っているのですが、なかなか甘さの加減が難しいのです。かといって二人に別々のお菓子を作ってあげるのも面倒なので、最近は長男のおやつは手軽に作れるポップコーンが続いてしまっていました。

さすがにポップコーンばかりが続くと可哀想なので、長男が好きなおやつを作ろうと色々考えた所、長男が珍しく好きだった甘いおやつを思い出しました。チュロスです。

シンプルな材料でできるチュロス

長男は甘い物が苦手でも揚げ物は大好きです。しょっぱい物と揚げ物が大好きなんて酒飲みの道まっしぐらな気がしますが、揚げると野菜も食べてくれるので良しとします。チュロスもドーナッツもまわりにお砂糖がたっぷりまぶしてあるのにバクバク食べます。これが揚げ物マジックでしょうか。

チュロスの作り方を調べてみると、なんとベーキングパウダーも、イースト菌の発酵もいらないようです。これはかなり魅力的です。材料も小麦粉、バター、牛乳、卵、お砂糖、塩、と我が家にあるものばかりです。久しぶりに王道のレシピ通りのお菓子が作れそうです。

チュロス材料
チュロスはシンプルな材料でできます

失敗してがっかりされると嫌なので、何を作っているかは言わずに始めます。まずはバターと牛乳をお鍋で温め、強力粉とお塩を入れて混ぜます。この時、強力粉でなく、薄力粉や、強力粉と薄力粉のブレンドを使うと、チュロスの食感がもう少しふわっとなるようです。

ギューッと絞って揚げていきます

我が家の子供達はカリカリサクサクが好きなので強力粉で作ります。強力粉が混ざってひとかたまりになったら、卵を少しずつ混ぜていけば生地の出来上がりです。あとはこれを絞り袋に入れて油の中に絞り出して揚げていきます。

チュロス絞り袋
油に直接絞っていきます

いつもは母に教わった通り、お砂糖が入っていたビニール袋を絞り袋として再利用しています。ですが、チュロスの生地は固く、力を入れて絞るのでビニール袋だと破けてしまいます。この日のために、布製の絞り袋を買ってきていました。それほどに気合が入ったチュロスなのです。

こんがりキツネ色に揚がるころには、お砂糖とバターの甘い香りが漂っていました。ザルの上に取り上げたら、冷める前にお砂糖をまぶして完成です。

チュロス完成
お砂糖をたっぷりまぶして出来上がり
おやつタイム 子供たちの反応は?

「何つくってるの~?」

さすがに子供達も何やらお菓子作りの香りを感じたようで、台所に集まってきます。

「もうちょっとで出来上がるから待っててね。」

子供達が遊びに戻った隙に味見をします。狙い通りのカリカリサクサク、シナモン味ではないのが残念ですが、十分お店の味に近付けた気がします。

チュロス
サクサクあまーいチュロス

「おやつ出来たよー!」

さてさて長男の反応は。

「チュロスだ!」反応は上々です。モリモリと食べ進める長男。気を遣わせないように見てないふりをする私。

「お母さんおかわりしていい?」

やりました。久しぶりのヒットです。おかわりのもう1本を選んでいる長男。その横で、口の周りにお砂糖をいっぱい付けた長女も、ちゃっかり自分の分を選んでいました。二人とも喜んでくれる定番おやつがまた一つ増えました。

 

材料とレシピ
  • 牛乳 300ml 札幌 9mile
  • バター 40g 江別 12mile
  • 強力粉 200g 江別 12mile
  • 玉子 2個 千歳 25mile
  • 塩  3g 岩内 40mile
  • グラニュー糖 適量 伊達 45mile
  • 米油 適量 深川 35mile
  1. 強力粉はふるっておき、卵は溶いておく。
  2. お鍋に牛乳とバターを入れて火にかけ、沸騰手前まで温まったら強力粉、塩を入れ弱火にしてまとまるまで混ぜる。ひとつの塊になったら火から下ろし、溶いた玉子を3回に分けて混ぜる。
  3. 米油を170℃にまで熱し、2を絞り袋に入れて油の中に絞り出していく。(生地が冷めると固くなり絞り出しにくくなるので、生地が温かいうちに絞り出す。)
  4. ひっくり返して全面がキツネ色になったら油から上げ、軽く油が切れたら温かいうちにグラニュー糖をまぶして完成。