沖縄旅行の話は、前回の旦那の回で勝手に完結編にされましたが、まだ妻の回の番外編があります。ピンチを救うための例外ルールじゃなくて、旅行をもっと楽しむための例外ルール、そう “お土産ルール” です。

今週の妻の回は、100マイル地元食旅行の醍醐味、お土産探しのお話です。

持ち帰れるのは1品だけ お土産ルール

お土産探しと言っても同僚やお友達に配るための、大きなお菓子の箱詰めとかではなくて、自分達へのお土産です。100マイル地元食旅行の例外ルール、“1品だけその土地の食べ物を持ち帰ってもいい” このルールがあるおかげで、100マイル旅行は行く前から楽しいのです。

出発前から何を持って帰って来ようか、あれこれ調べて、1人ニヤニヤする日々を過ごしていました。毎日コーヒーを何杯も飲んでいた旦那は、コーヒーを探したいと言うかな?沖縄ほど暖かい土地なら、長女が愛して止まないチョコレートの原料のカカオがあるかな?

ブルーシールアイス
チョコレートアイスが一番のお気に入り

家族の希望を優先して、あれこれ考える優しい母親を演じながら、実はもう私の中では決まっていました。シークワーサーです。子供の頃から、揚げ物の横に添えられた、レモンにかじりついて食べていたほど酸っぱい物が好きな私。北海道ではなかなか手に入らない酸味を求めていました。甘味なんていりません。酸味が欲しいのです。

決意を揺るがしてくる島の恵み

でも、いざ沖縄に着いて色々と買い物をしていくと、私の気持ちはちょっとずつ揺らいでいきました。沖縄は魅力的な食べ物の宝庫だったんです。

初めに決心を揺るがしたのが黒糖でした。久しぶりに口にした黒糖はガツンとくる甘さがありながら風味豊かで、なんとも癖になる味でした。小腹が空いたときに、手軽に口に頬張れるおやつとして、旅行中はとても助けられました。甘味はいらないといいながら、いきなり甘味の魅力に目を奪われます。黒糖はキープ。

ソフトタイプ黒糖
美ら海水族館のお土産屋さんで買ったソフトタイプ黒糖

次に悩んだのがコマ貝。「海人の店あみす屋」のお母さんとお父さんが、晩酌のお供にピッタリだよ、と言っていた通り、何も味付けをしていないのにとっても深い味。ホタテの干し貝柱のような味なのに値段はお手頃です。しかも、食べるのに手間がかかりません。

あみす屋
海人直営の店 あみす屋

飛び出している爪を指でつまめばツルッと身が出てきます。コタツでのんびり食べられる、貝類の中のミカンといえる存在でしょうか。でも、さすがに冷凍の貝はあまり量を持って帰れません。泣く泣く断念して、沖縄にいる間に爆食いすることにしました。写真も残らないほどに。

初めての100マイル内バナナ

最後に候補に上がったのがバナナです。まさか、沖縄産のバナナに出会えるとは思いませんでした。運動会の日には必ずバナナ、体調を崩した後の体力回復にもバナナ、私の実家ではバナナは常備食の1つでした。

今帰仁の駅そーれ」で買えた島バナナ。正直、味はあまり期待していなかったのですが、久しぶりのバナナはなんとも感動するほど美味しい。私の好きな、まだちょっと青い固めのバナナ。そのまま食べたりクレープに入れたり、沖縄旅行のドライブの心強い相棒になってくれました。

島バナナ
小ぶりな房の島バナナ 絶妙な甘み

でも、やっぱりバナナもあまり日持ちはしません。バナナは冷凍しても大丈夫なの?いやでも、かさばって量は持ち帰れません。そして何より、旦那がさほどバナナに食い付いてくれません。むかし挑戦していたバナナダイエットの反動でしょうか、沖縄にいる間だけ食べれればいいや、ぐらいの雰囲気です。

シークワーサーの絶品ラッシー

となると残った候補はシークワーサーか黒糖です。結論から言うと、甘味よりも酸味をとって、100%シークワーサー果汁を瓶詰めした “勝山シークヮーサー” をお土産に選びました。

なぜなら、旅行中になんとも魅力的な食べ方?いや、飲み方を発見してしまったからです。私は勝手に “シークワーサーラッシー” と呼んでいるその飲み物は、旦那が偶然作り出した物でした。材料はいたってシンプル。牛乳、黒蜜、そして勝山シークヮーサーだけです。

シークワーサーラッシー
とろーり甘くて酸っぱいシークワーサーラッシー

牛乳と酸で分離しそうですが、なぜかトロッとクリーミーになってくれます。シークワーサーの爽やかな酸味がありながら、牛乳のコクと黒蜜の甘味が小腹を満たしてくれます。これは札幌に帰ってからも飲みたい。

スーツケースに瓶と思い出を詰め込んで

お土産選びは、紆余曲折ありながらも、当初の私の狙い通りシークワーサーになりました。旦那も納得しているみたいで、またまた私の勝ちです。心変わりしないうちに、瓶を5本も買ってスーツケースに押し込みました。

勝山シークヮーサー棚
道の駅の人気商品 勝山シークヮーサー

現地で何を食べるか、家には何を持って帰るか、食のことばかりを考えていた、なんとも食いしん坊な旅行でした。でも、この土地には何があって何がないのか、あちこち探し回りながら色々考えた事で、より深く沖縄を知れたような気がします。

今までの旅行とは違った、旅行というより半分移住のような、不思議な感覚の5日間になりました。

 

材料とレシピ

シークワーサーラッシー(200ml)

  • 勝山シークヮーサー 20ml 名護 7mile
  • 黒蜜 20ml 本部 12mile
  • 牛乳 160ml 玉城 28mile

※マイル数は恩納村の貸別荘KARINからの距離です。

 ※黒蜜が手に入らなければ、ハチミツ、シロップ、白砂糖で代用できます。

  1. グラスに材料を入れて混ぜ、トロっとしてきたら完成
シークワーサーラッシー材料
シークワーサーラッシーの材料はこの3つだけ