「チョコレートが1つ、チョコレートが2つ、チョコレートパンを作りまーす。」

作詞作曲は長女。残念ながら地元にカカオが無いので、チョコレートパンは作れませんが、子供たちが大好きなパンは焼いてあげます。今週の妻の回は、中身がぎゅっと詰まった柔らかいフランスパンのお話です。

子供たちはハードなフランスパンがお好き

100マイル地元食の挑戦が始まってから、いろいろなパンを焼いてきました。食パンにロールパン、ハンバーガーのバンズ、あんぱん、フォカッチャ、それにフランスパン。グリッシーニなんてものにも挑戦してみました。

我が家の子供たちはフワフワしたパンも好きですが、どちらかと言うとハード系のパンが好きなようです。だから食パンも、白い部分ではなく耳が好きなんです。そんなわけで、子供たちはいつも硬いパンをリクエストしてきます。

その中で、私がいつも苦戦するのがフランスパン。もともとは長男(6)が大好きなパンですが、この生活が始まってからは、長女(3)も好きになったみたいで、焼くことが増えました。

なかなか満足できない焼き上がり

レシピを見ると、フランスパン専用の粉なるものがあるようですが、そんなもの100マイル範囲内で手に入るはずもなく、強力粉の分量の2割を薄力粉にして作っています。粉の問題か、私の腕が足りないのか、どうしても出来上がりが、今まで買って食べていたフランスパンとは違います。

料理の基本は母や料理番組から教わってきたので、レシピを見ればほとんどの物が作れるようになりましたが、パン作りは基礎が身についていません。いつも料理本とにらめっこしながら作りますが、果たして合っているのかどうか、いまだに自信がありません。

最近、ようやく外をカリッとさせられるようになったのですが、どうしても中に空気の穴ぼこができず、食パンみたいに詰まってしまいます。ちょっとだけの差ですが、仕上がりにはなかなか満足できません。

子育てとパン焼きの両立は大変

頻繁にリクエストされるのはいいのですが、パン作りは発酵やらなんやらで3時間ぐらいはかかってしまいます。でも、長女にはなかなか理解してもらえず、いつも

「まだできないの?なんでここに置いておくの?ちゃんと作ってる?」と急かされます。

そして、パン作りで難しいのが、発酵が終わるタイミングと私の手が空くタイミングが合わない事。もうちょっとで発酵が終わる時間なのに、次男(0)の授乳が終わらない。気持ちよさそうに寝ながら飲んでいる時は長期戦です。でも、飲み終われば、その後はしばらく寝てくれるので、パン作りに戻るチャンスです。

次男を先に寝かしつけた方が良いか、次男に我慢してもらって発酵の様子を見に行くか、そうして悩んでいると、今日もまた、少し発酵し過ぎで柔らかいフランスパンになってしまいました。

手作りフランスパン
ごつごつで大きな手作りフランスパン
子供たちにとってのご馳走

出来上がったパンを切ってみると、やはりいつものように中身が詰まった、柔らかいフランスパン。今日もまたパン屋さんのようなフランスパンにはなりませんでした。

フランスパンスライス
ぎゅっと詰まったフランスパン

それでも子供たちは切っていくそばから手を伸ばし、次々と自分たちのお皿の上にパンを乗せていきます。

「お母さん!にぃにが全部取っちゃった!」

自分のお皿に山盛りになったパンは棚にあげ、最後の一枚を取った兄を責める妹。微笑ましくも騒がしい我が家の食卓です。私的にはまだまだ未完成なパンですが、子供たちがこうして取り合いながら食べてくれる様子を見ると、まぁ気長に腕を上げていけばいいかな、という気持ちになるのです。

 

材料とレシピ
  • 強力粉 240g 岩見沢 26mile
  • 薄力粉 60g 岩見沢 26mile
  • ドライイースト 小さじ1と1/3 例外
  • はちみつ 小さじ1 静内 72mile
  • 米油 小さじ2 深川 35mile
  • 塩 大さじ1/2 岩内 40mile
  • ぬるま湯(約40℃) 190ml 札幌 1mile
  1. ボウルに強力粉、薄力粉を片側に寄せて入れ、その隙間にドライイーストとハチミツを隣り合わせて入れる。
  2. ぬるま湯と米油をコップで混ぜ、半量を1のドライイーストめがけて入れ、よく混ぜる。
  3. 全体に水分がまわったら残りの水分を入れ、さらに混ぜる。
  4. 生地がまとまってきたら塩を入れなじませる。
  5. 生地を綺麗にしたテーブルに出し、上下に引き延ばしてはたたむ作業を表面が滑らかになるまで続ける。(5~10分程度)
  6. 生地を丸めボウルに入れラップをし、50℃くらいのお湯を入れた一回り小さいボウルの上に乗せて温めながら40~50分発酵させる。
  7. 生地が2倍ぐらいまで膨らみ、粉をつけた指を差し込んで穴がすぐに塞がらなければ1次発酵は完了。
  8. ボウルから生地を出し、手の平で軽く3~4回叩き生地のガスを抜く。再び丸くまとめたら固く絞った濡れ布巾を被せ20分生地を休ませる。
  9. 生地を手の平で軽く叩いてガス抜きをしながら15センチ程度まで広げる。生地を手前に1/3ほど折り曲げ、端から閉じていく。
  10. 同様に生地の折り込みを2回繰り返し、35センチほどの長さになるまで生地を転がす。最後の折り込んだ面を下にしてクッキングシートを敷いた鉄板に乗せる。
  11. 固く絞った塗れ布巾を被せ、人肌に温めたオーブンで30分ほど二次発酵させる。生地が2倍くらいに膨らみ持ち上げられないくらい柔らかくなったら発酵完了。
  12. ナイフで縦に3本切り込みを入れ、その切り込みに米油を垂らす(分量外)。
  13. 全体に霧吹きで水をたっぷりかけたら220℃に予熱したオーブンで10分焼き、一度取り出したらオーブンを200℃まで下げさらに10分全体がきつね色になるまで焼く。
  14. 焼き上がったら網に乗せて粗熱を取り完成。