食材を調達した帰り道は、いつも作戦会議です。食材をどうやって食べるか、いつ食べるか。

すんなりと決まる時もあれば、候補が多すぎてなかなか決まらない時もあります。和寒町の和寒シーズの帰り道は後者でした。

今週の妻の回は、ペポナッツを使ったお菓子のお話です。

濃厚ペポナッツペースト

旦那のラング・ド・シャには、これまでもペポナッツを使っていましたが、今回は特別に業務用のペポナッツのペーストも買えました。以前、一度ペーストの味見をしたことがある旦那曰く、香ばしくてほのかに甘くて、コクのある味とのこと。

分かるようでぜんぜん分からない。とりあえず、すごく美味しいという事は分かりました。これは家に帰って自分で味見をしてみるしかありません。お料理での活用法は旦那に任せて、私はおやつでの使い方を考えます

ペーストを早速味見してみると、想像をはるかに超えた濃厚さ。ピーナッツバターに似ているものの、最後はちゃんとカボチャの種の香りの余韻を感じます。これは、ナッツ系のお菓子ならなんでも美味しくできそうな気配です。

いつの間にかオリジナルレシピ

私は、あまり独創性が無いのでお菓子のレシピを探して参考にします。そして、見つけました、ピーナッツバタークッキー。これならペーストも使えそうです。またしてもベーキングパウダーを使うように書かれていますが、ここは見なかったことにします。

食感を軽くするためにオートミールを入れると書いてありますが、そんなものは無いので、強力粉を入れてみます。もはや、元のレシピの原型をとどめていない感じもしますが、仕方ありません。

ピーナッツバターの代わりにペポナッツペーストと荒く砕いたペポナッツ、そして、新ひだか町の太田養蜂場のハチミツを混ぜます。こちらの養蜂場は、花の時期に合わせて、春夏秋は北海道、冬は西日本にと、蜂を連れてお引越しする、すごいハチミツ屋さんです。

緑色の生地に募る不安

これなあに?なんか変な色」お世辞にもキレイとは言えない深緑のペーストを見て、娘(3)から素直な感想がこぼれます。クッキーを作ると言っていたのにこれはなんだ?怪訝な顔をしながら娘は材料を混ぜ合わせてくれました。

全ての材料を混ぜ合わせると、すごい緑色の生地が出来上がりました。予想していたものの少し不安になってきます。うちの子供たちは見た目で食べるか食べないかを決めているようです。そして、今までの感じからいくとこれは「いや、食べない」と一蹴されてしまいそうな見た目です。

子供たちが食べなかったら大人が食べればいいか、半分諦めムードでクッキーの焼き上がりを待ちます。

そして娘の試食の時

オーブンが止まるのを待つ内に、いつの間にか昼寝をしてしまった娘。代わって、大人が味見をしてみます。サクサク生地の中に、砕いたペポナッツのポリポリ感、ペーストの香りとコクもしっかり感じられます。レシピのピーナッツバターを無糖のペポペーストに代えているので、甘さ控えめですが、大人にはこれが絶妙の甘さです。

大人にはかなり好評ですが、果たして子供たちの評価は?娘が起きてきたところでクッキーを見せてみます。「食べていいの?」寝起きでぼーっとしていても食い意地は張っています。

少し警戒しているのかクッキーをちょっとだけ割って口に運ぶ娘。気にしてないフリをしながらちゃんと見ている私。「おいしい!もっと食べていい?」2つ、3つと、私が止めるまで食べています。

なんとか無事に娘のテストに合格したようです。これで我が家のおやつレパートリーがまた1つ増えたのでした。

 

材料とレシピ
  • 薄力粉 80g 江別 12mile
  • 強力粉 20g 江別 12mile
  • 米油  25g 深川 35mile
  • 砂糖  30g 伊達 45mile
  • 牛乳  30ml 札幌 9mile
  • ペポナッツ 30g 和寒 88mile
  • ペポナッツペースト 50g 和寒 88mile
  • ハチミツ 小さじ1 新ひだか 72mile
  1. ボウルにペポナッツ、ペポナッツペースト、ハチミツを入れてよく混ぜる
  2. 1に砂糖、米油、牛乳の順に加えよく混ぜる
  3. 別のボウルに粉類を振るい入れ、2を加え粉っぽさが無くなるまでさっくりと混ぜる
  4. オーブンシートに手で丸く押しつぶして広げる(ベーキングパウダーを使っていないので硬くなり過ぎないように生地は薄く広げてます)
  5. 170℃に予熱したオーブンで15分焼いて完成