先日、北海道北広島市にあるくるるの杜の農畜産物直売所で買い物をしたことで、直売所には100マイル地元食ルールで買える食べ物が多くあることがわかりました。これからも直売所に頼っていけそうです。

そんな折、仕事の関係で留寿都村で農業をやられている吉川さんとお会いすることになりました。待ち合わせの場所は、230ルスツという道の駅です。ここでも素晴らしい食べ物と出合えそうです。

待ち合わせは230ルスツのピザ屋さん

230というのは、国道230号のこと。札幌の自宅から、230号をずっと走り、中山峠を通て、羊蹄山の絶景に見とれながら南西方向に道なり。走行距離で76km、直線距離で30マイル(49km)で、ちゃんと100マイル範囲内にありました。

 

吉川さんとは、直売所に隣接しているイートインスペースでお会いしました。ここは「天然酵母熟成ルスツ ピザドゥ」という、もっちりとした風味豊かな生地に、地元食材をたっぷり乗せたピザが売りのお店です。

吉川さんのご厚意で、名物のピザを試食しました。「100マイル地元食」では、仕事をしていると必ず出くわすランチミーティングや夜の飲み会を、必要最小限で認める例外条項を設けています。と、格好良く言い訳しながら、ピザを頬張りました。とろとろチーズ、半熟卵とマッシュポテトのコク、生ハムの塩気がアクセントになっています。1枚丸ごと食べてしまいそうになるほど絶品です。

吉川さんは、昨年からご夫婦で、よしかわファームを設立し、農業を始められた若手農家さんです。じゃがいもや、長いも、スイートコーン、大豆などを生産されています。

この日お会いしたのは奥様のトモエさん。いかに大好きなルスツを農業で盛り上げていきたいか、そして自分たちが育てた野菜をどのように、世の中の消費者に広めていくか、時間が経つのを忘れてお話させていただきました。

農場からの最高の眺め

すっかり話しすぎてしまって、そろそろ家路につきますと言うと、ぜひ見せたい物があるということで、道の駅すぐそばの、よしかわファームの農場にご案内いただきました。そこから見えたのは、広大な畑の先にそびえる羊蹄山

昼が近づき、頂上は雲に隠れてしまいましたが、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の山すそが遠くで畑と交わる景色は、それだけで十分に心を惹きつけます。吉川さんご夫妻は、いつもこの眺めを見ながら農作業をされています。トモエさんは、これもルスツが大好きな理由の1つですと目を輝かせていました。

広い畑には、芽が出たばかりのじゃがいも達。これからどんどん葉を広げ、太陽の光を浴びて光合成し、養分を新しいイモに蓄えていきます。収穫は8月下旬以降でしょうか。その時は必ず食べに来るからとじゃがいもに誓います。

短い滞在でしたが、私もすっかり留寿都が好きになってしまいましたが。我が家の100マイル地元食の挑戦で、吉川さんご夫婦の作った野菜をぜひ食べたくなりました。それが、留寿都を盛り上げることにつながれば、一石二鳥。こんなに幸せなことはありません。

大人気、230ルスツ道の駅直売所

帰りにしっかり230ルスツの直売所に寄って食材調達をしてきました。週末の13時頃でしたが、店内は遠くから来たお客さんや、地域の皆さんでごった返しています。

季節がら、昨年秋収穫のじゃがいも、大豆や黒豆、春掘りの長いも、山わさびに、ウドやワラビといった山菜、アスパラガスも並んでいます。

そしてありました。よしかわファームの棚です。商品の特徴やレシピをしっかりとアピールしています。先ほどまで、吉川さんからご自分の野菜への思い入れを聞いていましたので、より一層美味しそうに見えます。この日は、大豆をたっぷりと黒豆、そして子供が好きな長いもを買うことにしました。

この大豆が、後日、大活躍することになります。

直売所での買い物は、とても便利になってきています。定番商品がしっかりありながら、意外なアイテムも見つかって助かります。しかし、残念ながら普段はその先にいる農家さんとお会いすることはできません

今回、吉川さんとお話しできたことで、農家の方に直接会い、人柄も商品へのこだわりも分かった上で、商品を購入することができました。100マイル地元食を実践するからには、できるだけ地元の生産者さんに会いに行って買おう。そんな目標が芽生えた1日でした。