自分から100マイル(160.9㎞)の範囲内で生産された食べ物だけを食べる「100マイル地元食」ルールでは、購入できる食べ物が限られます。

今回は、北海道内の野菜や肉、乳製品や加工品を数多く販売されているくるるの杜に買い物に行きました。

くるるの杜の農畜産物直売所

くるるの杜は、2010年にホクレン農業協同組合連合会が、「生産者と消費者を結ぶ『食と農のふれあい広場』」とすることを目指して作った施設です。

広大な体験型農場を眺めて坂を上っていくと、地産地消をテーマにした農村レストランがあります。「100マイル地元食」を始める前にはたびたび訪れました。野菜を中心にした多彩なお料理がビュッフェ形式で食べられるお店です。

ですが、今日の目的地は、その右側の体験施設のさらに右側にある農畜産物直売所です。訪れた6月は、北海道では野菜の苗を植える時期です。直売所の前にはトマトやきゅうり、ナスや山菜の苗がずらりと並んでいます。我が家の家庭菜園にもそろそろ植えないといけません。

直売所の店内は、いつも通りの大変な賑わいです。近隣の新鮮な野菜を、農園の素晴らしい雰囲気の中で買い物する。都会で生活する現代人にとって、非日常を感じさせる貴重な体験です。

リンゴジュースがあった!

「100マイル地元食」を実践するにあたって、最も難しいことは、100マイル内で生産された原料だけで作られた加工食品を見つけることです。

多くの加工食品は、地元の主原料を使っていても、範囲外の原料や食品添加物を含んでいます。北海道産大豆を使った醤油でも食塩を、同じく北海道産生乳を使ったヨーグルトなら砂糖、他にも添加物が入っていては買うことができません。

この日、どうしても欲しかったのは、リンゴジュースと小麦粉、そしてハチミツでした。我が家の5歳の長男と2歳の長女は、おやつの時間に飲むリンゴジュースが大好きです。しかし、100マイル外で生産された酸化防止剤などの食品添加物が入っていることが多く、スーパーでは買えませんでした。

くるるの杜の直売所には、北海道各地のリンゴ、ぶどう、トマト、ハスカップなどのジュースが販売されています。特にリンゴジュースの品ぞろえは充実していて、ふじ、つがるといったお馴染みの品種だけでなく、北海道の品種のハックナインもあります。

その中で、100マイル外から来た砂糖や酸化防止剤が入っていない、100%ストレート果汁のリンゴジュースをついに見つけました。札幌の西にある積丹半島の付け根、仁木町で採れたリンゴだけを使った、JA新おたるのリンゴジュースです。

「100マイル地元食」を始めるにあたって、まだ小さい子供たちが好きな食べ物を、どうやって確保するかをずっと心配していました。リンゴジュースが、リンゴが採れない6月にも手に入ることがわかれば、一安心です。

また、この日は、JAいわみざわの小麦粉と札幌ハチミツも買うことができました。どちらも我が家では、常備しておきたい食べ物です。

農産物直売所の可能性

この日は購入しませんでしたが、他にも野菜や肉など、100マイル内の食べ物を多く見つけることができました。農産物直売所は、近隣で生産された食べ物にこだわって販売しています。

今後の「100マイル地元食」生活では、直売所を有効活用していけるかもしれません。普段買い物をしていた近所のスーパーとは、また違った雰囲気と、貴重な地元食材を目当てにこれからは直売所巡りをしてみたくなりました。

関連リンク ホクレン くるるの杜